ダーマペンの準備が出来ましたらいよいよ治療に入ります。
下記内容はあくまでも私個人が美容皮膚科で治療を受けた際に感じたことや病院のHPに記載されている注意事項を参考に書きます。
セルフダーマペンの手順
- 麻酔薬を塗布
麻酔を塗るときは手や患部は清潔な状態で行いましょう。
医療用ゴム手袋はオススメです。 - 水で洗い流す(お湯は厳禁)
看護師さんの指示ではしっかりと洗い流して下さいと言われました。しかし、いざ丁寧に洗顔してみると施術の時に激痛…。私自身の経験では、泡石鹸で洗い流すのと水だけで洗うのでは痛みに対しての感度が大きく違い、泡石鹸で洗った後の方が痛みを強く感じました。
病院によっては洗顔するよりも消毒用化粧水を付けて拭き取るところも多いようです。「エムラクリームをご使用の患者様へ」にはティッシュやガーゼでふき取るように記載されています。セルフダーマペンを行う際はぬるま湯または石鹸でよく洗いましょう。
(熱水で洗うと激痛なので、ぬるま湯で洗いましょう。) - 細胞成長因子を塗布
ご自身で用意された成長因子を塗布していきます。
この際、手は必ず清潔にしてから塗りましょう。 - ダーマペン開始
ダーマペンを患部に行いますが、1,2往復したらもう一度成長因子を塗ると良いでしょう。
(成長因子を塗布→ダーマペン→もう一度成長因子を塗布→ダーマペン) - 終わったら血を軽く拭き取り、パックでクールダウンをする。
以上が大まかなダーマペンの流れで私が美容皮膚科で施術を受けた際の流れとほぼ同様になります。
では次に美容皮膚科でダーマペン治療を受けた際に感じた技術的な面を解説しています。
ポイント1
病院での施術では患者さんが痛みに耐えられるかどうかを確認しながら行われます。
急に2.0mmや2.5mmから始めると痛みを強く感じることがあるので徐々に深度を上げて行われました。私の場合その方(段階的に深度を上げていく方)が不思議と痛みが和らぎました。
ポイント2
私自身、セルフダーマペンを1年半ほど行なってから美容皮膚科でダーマペンを経験しましたが特に差を感じたところです。
自分自身でダーマペンを行なっているとどうしても手加減しがちになります。皮膚科での施術ではダーマペンを表面で滑らせるというより押し付けて少し滑らせるといった感じでした。その分感触は骨に響く感じで激痛ですが、より効果を実感できるのだと思います。
深いニキビ跡には2.5mmを反復して行われたのでそこも意識してみましょう。
(現在はダーマペン4という最新機種により3mmまで扱うところが増えています。)
ポイント1~3に関して実際の治療中の会話を参考までに。
ダーマペンスタート!

痛いところはありますか?(1.0mmからスタート)

大丈夫です。

では(深さ?)上げていきますね。(1.5mmで1反復)
痛く無いですか?

(鼻が激痛だが我慢しよう)…大丈夫です。

ではもう一段階上げていきますね。(2.0mmで1反復)
痛みはどうですか?

(目の周りと鼻が激痛)鼻が痛いです。あとは大丈夫です。

では鼻はこの辺にしておきましょう。最後にもう一段階上げますね。
(2.5mmで1反復)
(激痛だけどもう少しの我慢だ…。麻酔が効いてないぐらい痛い。)

あとニキビ跡が特に気になるところはありますか?

こめかみと両頬です。

ではもう一度やります。(気になる部分に2,5mmを再度1反復)
お疲れ様でした。これで治療は以上になります。
といった感じです。気になる部位を反復する人は多いと思いますが、やりすぎも良くないので気をつけましょう。
ダーマペンが終わったらパックでクールダウンさせます。
ダーマペン以外の日常のケア
日常ケアも勿論肌の調子を整えるのに欠かせません。
以下私が美容皮膚科で治療を受けた際にオススメされたものです。
「サンソリットのピーリング石鹸」
一体どんな石鹸かというと…
サンソリットと皮膚科ドクターとの共同開発によって誕生したスキンピールバー。
とHPに書かれていて医療関係者向けにも販売されているみたいです。敏感肌の方にはこの石鹸で洗顔することをお勧めしますと言われ購入しました。
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実際に(赤い石鹸)使ってみたところ…特に変化は感じられませんでした。
小さいサイズを購入したことに加え一度使い切ってやめてしまった(出費を抑えたかった)ことが変化を感じられなかった理由かもしれません。
使い続けていれば何か効果を感じることが出来たのかも知れませんね。
気になる人は参考にしてみてください。
以上私が美容皮膚科でダーマペン治療を行なった際の方法を参考にセルフダーマペンのやり方を紹介しました。私はもう病院で4ヶ月、セルフでは20回ほど経験してますが何かトラブルが生じたことはありません。ただ「セルフダーマペンのやり方前編」の冒頭に述べたとおり、セルフダーマペンはあくまでも自己責任です。何か異変を感じたら病院へいきましょう。
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