肌荒れを治すにはまず原因を知ることから。気になる治し方もご紹介

美容知識

肌荒れに悩む方必見!肌荒れの原因から対策まで一挙にまとめました。

肌荒れの原因

①食事

栄養バランスの良い食事を意識していますか?

バランスの良い食事とは、ビタミン(A,B1,B2,E,C)、タンパク質、野菜が偏らない食事です。

栄養素により肌への影響は異なります。

例えば、緑黄色野菜には豊富なビタミンAが含まれています。
ビタミンA皮膚の表皮の形成を促すことで紫外線から肌を守り、シミやしみを防ぐ。

ビタミンをはじめ、ヒトの肌は様々な栄養素から形成されていきます。

また論文では以下のことが報告されています。

・ビタミン、ミネラル、食物繊維をバランスよく含むシリアルを2週間摂取することにより、若年女性において肌状態の改善が見られた。

・女子大学生に8週間、発芽玄米を摂取させることにより肌の保湿性の維持、皮膚の柔軟性の向上が認められた

 

バランスの良い食事を作りたいけど、どうすれば…

そんな方は以下のサイトを参考にしてみてください。

以下のサイトでは食品の成分と肌荒れについての表があり、肌荒れに悩む方に向けて、料理レシピも紹介されています。

肌トラブル解消にオススメの食品

近年、ダイエットブームにより食事を控える人もいます。

その結果「食生活が偏り、必要な栄養分を摂取していない女性が少なくない」ということも調査で明らかになっています。

大切なのはバランスの良い食事を楽しむことです。

また、消化の悪い食べ物や過度の飲酒は肌荒れを招くので注意が必要です。
(ジャンクフードやソフトドリンク、お菓子も肌に良くありません。)

②生理

女性は生理になるとホルモンバランスが大きく乱れます。

エストロゲン
肌の弾力やハリを保つ美肌に欠かせないホルモンです。

排卵前の時期はエストロゲンが向上するため自然に美肌に近づいている状態になります。しかし排卵後になると急激に低下し、生理前になるとプロゲステロンが優位になります。

プロゲステロン
男性ホルモンに似たホルモンとして有名です。肌に関しては皮脂を分泌を促進します
生理前はプロゲステロンの方が多くなるため肌が荒れやすくなります。

※生理が終わってから1週間程はエストロゲンが向上するため生理中に荒れた肌を整えてくれます。

生理中のストレスも肌荒れを招くのでプロゲステロンが優位になっている期間はしっかりと休息をとりましょう。

③化粧

ファンデーションをはじめとする化粧品はニキビの原因になるの?

と疑問に思う方、この問いに関しては様々な要因が考えられるため簡単に答えられないとアメリカの専門家は言っています。

またアメリカの認定専門医で化粧品会社のCEOを務めるDavid Lortscher氏によれば

“Technically, most makeup doesn’t cause acne, but certain ingredients can clog pores, which helps acne-causing bacteria grow,”

引用:https://www.womenshealthmag.com/beauty/a19974713/makeup-causing-acne/

技術的にほとんどの化粧品がニキビの原因になることはないが、特定の成分が毛穴詰まりを招くことで、ニキビの原因となる細菌が繁殖しやすい状態になる。とあります。

こうした化粧品成分の懸念は上記サイトだけでなく、様々なメディアに挙げられています。

対策としては

にきびを引き起こす可能性のある化粧品、スキンケア製品の使用を避けることが挙げられます。

一見難しそうですが、

“non-comedogenic” or “won’t clog pores”

と書かれている商品を使用することが肌荒れ防止に役立つとされてます。
日本で言えば、毛穴詰まりを起こさない化粧品「ノンコメドジェニック」です。

・楽天市場で人気no1の商品(ノンコメドジェニックテスト済)を参考までに。

ラロッシュポゼ UVイデアXL ティント数量限定キットターマルウォータミニ付きキット

日常的に使用するものだからこそ、できるだけ肌に負担のかからないようにしたいですよね。

その他化粧の注意点

・化粧はその日のうちに、できるだけ早く落としましょう。化粧品には油分が含まれていて時間とともに酸化し、放置しすぎると炎症につながる可能性もあります。

・化粧を落としたと思っていても実は落とし切れていなかったということもありますので丁寧に洗顔を行ってください。(しっかり泡立てを行う。)

④洗顔

洗顔は顔をこすらずに泡立てて優しく洗いましょう

こすって洗うと肌の表面にあるバリア層を傷つけてしまい、菌の侵入や乾燥肌の原因になります。

また皮脂の取り除きすぎを懸念して洗顔料を使わずに洗顔する人もいますが、肌表面には様々な菌(ウイルス、病的細菌、真菌)や化粧の油分などの外的汚れが付着しています。

ターンオーバーを正常に働かすためにも1日に1回は洗顔料を使用して洗いましょう。、

丁寧に汚れを洗い流すことで、洗顔後の化粧水やフェイスパックを効果的に使用することができます。

 

石鹸を泡立てることが重要!?

元々水性洗顔料(固形石鹸やアクアクリーム)は
泡立てを行い初めて機能を発揮させる製品であることをご存知でしょうか。

泡立てがいかに重要かを示す「洗顔についての論文」をご紹介します。

こちらの論文では
水性洗顔(固形石けん)の泡立て方法に着目し、30名の女性を対象に洗顔のテストを行いました。

泡立てが不十分だった群では赤みやかゆみ、洗顔後の化粧水がしみるといった自訴が40%だった。

仮に低刺激性石鹸であっても濃い泡(泡立てが不十分)で洗顔した場合には十分に泡立てた人に比べて乾燥感にかゆみや刺激といった皮膚トラブルにつながる可能性が示唆されました

 

またこれらの皮膚状態(かゆみや刺激)が洗顔後に使用する「化粧水がしみる」といった皮膚トラブルとして認識されている可能性も示唆されました。

・1回の洗顔の際に使用する石鹸の量は多すぎない。
・泡立てる際に水を少量ずつ加える。
・しっかりと空気を巻き込んであげること。

を意識してみましょう。また調査により
水性洗顔料の泡立てやすさが泡立ての実践数に影響していることもわかりました。
(確かに泡立ちの悪い石鹸は泡立てるのが非常にめんどくさいですよね…)

対策
単純ですが、泡立ちが十分な石鹸を使用しましょう。

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入浴と肌荒れ

入浴時にも肌荒れの原因が潜んでいます。

入浴(熱いお風呂)すると身体が熱を逃がそうと水分や脂質が皮膚から出ます。すると必要以上に肌の乾燥が進み、かゆみにつながることがあります。
高温で長時間入浴する方は注意が必要です。

・図:乾燥状態が進んだ肌

長時間入浴した後は普段以上にしっかりと保湿を行いましょう。

乾燥を防ぐ保湿成分の化粧水

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⑤ストレス

ストレスは肌に様々な面で影響を与えることが分かっています。

・ストレスによる男性ホルモンの増加は皮脂腺の動きを活発にして、にきびが増えやすい状態を作る。

・ストレスホルモンであるコルチゾールは肌のうるおい成分であるフィラグリンを減少させる.
つまり、ストレスにより肌のうるおいが奪われる

・ストレスによりコラーゲンの量が減少する。
またその減少量は50代の女性よりも30代女性の方が著しく減少していた。(フィラグリンも同様)

・高いストレス下に置かれた人は低ストレス群に比べ肌のかゆみやふけ、脱毛や頭皮の脂性によるうろこ状態の肌が多く確認された。
(データ:Acta Derm Venereol;96,550-551,2016)

・ストレスによりホルモンバランスが崩れると、シミやそばかすの原因となるメラニン色素が多く分泌される。

ざっとまとめてみただけでも、ストレスが肌に悪影響を及ぼしていることが分かります。

⑧脂性肌(オイリースキン)

脂性肌とは:皮脂の排出が増大し、皮表皮脂が多い状態を指す。

食べ物ではビタミンE、ビタミンB6,ニコチン酸が皮脂分泌抑制効果があることが分かっています。

特にビタミンB6は腸内細菌で合成されるため欠乏症にはなりにくいですが、脂漏性皮膚炎が生じている人は比較的欠乏状態にあると考えられています。

◆脂性肌に有効な成分&対策

チオタウリン
日本で初めて皮脂の抗酸化剤として厚生労働省が認めた成分として知られています。

肌の表面が酸化していくと、肌荒れや乾燥肌、ニキビ、しわやたるみの原因となりますが、チオタウリンはこうした酸化を防ぐ役割があります。

収斂剤(しゅうれんざい)
毛孔の引き締めとともに、汗の分泌や過剰な皮脂を抑制する作用があります。

脂性肌のスキンケア
まずは洗浄剤で丁寧に汚れを洗い流すことが基本です。

脂漏部位では2~3時間で皮脂量は回復しますが、何度も洗うことがないようにしましょう。

また洗顔の際に強くこすってしまうと角層細胞間脂質は24時間回復しないことが分かっているので優しく丁寧に洗いましょう。(Yamaguchi,H et al~)

洗顔は以上の注意点を守り、洗顔後は収れん効果のある化粧水の使用が推奨されています。

(参照:Dermatology Practice 5 スキンケアの実際 文光堂)

 

⑨花粉症

花粉の季節に見られる「花粉皮膚炎」

花粉が肌に付着することで、アレルギー反応を招き炎症が起こります。
対策として…
・外出時は十分な保湿やマスクで花粉を肌に付けないようにする。
・外出先から帰宅したら顔に付着した花粉を洗い流す。
・着替えを行い室内に花粉を持ち込まない などの対策があります。

参考文献

・女子短大生の食生活に関する研究Research on the diets of female college students <https://ci.nii.ac.jp/naid/110007335907>

水性洗顔料の使用方法と肌への影響:~肌にやさしい理想的な泡による洗顔について~How the Use of Facial Cleansers Affects the Skin : Facial Washing with an Ideal Lathering for Tenderness to the Skin 佐藤千尋

https://www.jstage.jst.go.jp/article/sccj/47/2/47_93/_pdf/-char/ja

論文:食生活が肌におよぼす影響
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jisdh/19/1/19_1_44/_pdf/-char/ja

・ストレスが肌のうるおいを奪うメカニズムを解明

http://www.pola-rm.co.jp/pdf/release_20180611_2.pdf

資生堂のファンデーションによる意識調査と実験結果
https://foundation100.shiseido.co.jp/2018_10_22_01.pdf

・Psychological Stress and Skin Symptoms in College Students: Results of a Cross-sectional Webbased Questionnaire Study

・https://www.medicaljournals.se/acta/content_files/files/pdf/96/4/4580.pdf

・(Yamaguchi,H et al:High transepidermal water loss induces fatty acid synthesis and cutaneous fatty acid-binding protein expression in rat skin

 

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